運営:一般社団法人埼玉生活支援協会
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・預貯金ではお金が増やせないので資産運用したいけど何が良いかよくわかりません。
・投資信託って何ですか?株と何が違うんでしょうか?
・NISAって何ですか?つみたてNISA?ジュニアNISA?よくわかりません。
・iDeCoがおすすめって聞いたんですけど、そもそもiDeCoって何かよくわかりません。
日本人には昔からよく「将来のために貯金」など、~のために“貯金”といって、お金を銀行の通帳に預け入れてお金を貯める方が多かったのではないかと思います。
かく言う私もその一人でした。
親から「将来のためにお金はしっかりと貯めなさい」と言われてきたのが記憶に新しいところです。
さて、日本政府はバブルが崩壊した1990年代始めから、停滞した経済に活力をもたらそうとし、経済活性化の起爆剤になるものに目を付けたのです。
それが、日本国民の“預貯金”でした。日本は世界で指折りの貯金大国です。とにかくひたすらに預貯金が多いです。
そこで、日本政府は金融庁が主体となって、「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げました。
そうです。金融機関はバブルの時に企業に貸し出した融資が焦げ付いており、貸し倒れが相次いでいましたので、企業への融資件数はひたすらにガタ落ちしていました。企業の倒産や業績悪化が相次いで発生しました。
これでは、経済活動が上向くわけがありません。
そこで、銀行が事業資金を融資しない → 企業の経済活動が停滞する → 経済活動が落ち込む という悪循環から少しでも早く脱却すべく、国民の預貯金が株式や債券に投資されることで、経済回復を図ろうと考えたのです。
また、ひと昔前であれば銀行口座のお金を預けておくだけで、利息も多く付き、資産をうまく増やすことが可能でしたが、今は預貯金への利息はほぼ付きません。
つまり、ひと昔前のように資産を簡単に増やすことが出来なくなってしまったのです。
預貯金をうまく国民の一人一人に活用してもらい、将来の資金を自分自身で捻出できるようにしてもらおうという思惑もあったでしょう。
そこから徐々にではありますが、将来への不安から少しずつ資産を運用する方が増えていきました。
さらに投資への流れを加速させるため、2014年にNISA(少額投資非課税)制度が作られました。
銀行の窓口に行ったりすると、勧められるがままに、意味も良く理解出来ていないまま投資信託を買ったり、少しインターネットで検索してその口コミを信用して、FXや海外の胡散臭い金融商品に手を出してしまったという失敗談をよく聞きます。
しっかりとした知識を持たずに資産運用をしようとすると大きなリスクが伴います。
まずはしっかりと投資の知識を勉強することが大切です。
投資の本質が理解できれば、資産運用は怖いものではないことがわかりますし、むしろこれからの資産形成に必要不可欠だと思えるはずです。
短いスパンでみるとリスクが大きい投資も、10年以上の長期スパンでみればリスクが低くなりますし、配当や資産価値の値上がりもあるので、正しい方法で実践すれば、資産形成ができます。
たとえば、30歳から毎月5千円ずつ、年利回り3%で30年間、積立投資をした場合、2,893,565円になります。元本は180万円(5,000円×12ヶ月×30年)なので、毎月5千円ずつでも、貯蓄だけと比べると約100万円の差が出ます。これが複利運用といわれるもののすごいところです。
出来る限り早いうちに、無理なくコツコツと資産運用をはじめていくことがになります。
期間が長期になればなるほど、複利による運用効果が得られます。
まずは家計を見直し、無駄な支出を減らして、無理なく資金の捻出を行っていきましょう。
また、①年金などが何歳からおよそいくらもらえるのか、②退職金はおよそいくらもらえるのか、を確認しましょう。
ここを確認することで、将来不足する金額が予想できます。
その不足額をどのようにまかなうのかを考えることです。
計画性を持って資産を運用し、一生に一度の人生を豊かなものにしていきましょう。
当事務所ではご相談者さまが将来の資金準備のための金融商品の選択ポイントやその運用について、全力でサポートさせていただきます。
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